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マニュアルを見直そう [クルマ]

エコロジーブームとガソリンの値上がりで、かつてないほどクルマの燃費が注目されている。わたしは約20年、20万キロを乗って卒業したが、最初から燃費が最も重要な問題であった。そのためにAT車(トルコン車)を買ったことがない。すべてマニュアル車である。確かに燃費の面でも現在のAT車はかなりの進歩を見せていると思うが、どう考えてもマニュアル車の方が有利だと思う。理由は次の通りである。

①クルマの本体価格が安い。
②強力なエンジンブレーキを使うことができる。
③運転技術がクルマの走りに反映される。
④クリープ現象がなく、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでも、エンストするので、不注意な発進事故を起こさない。
⑤改善されたとはいえ、トルクコンバーターにはエネルギーのロスはどうしてもでる。やはりマニュアルの方が燃費がいい。
にも拘わらず、市場はAT全盛で、マニュアル車がないモデルまである。CVTも期待したが、思うほどの進歩がなかった。今朝、日産のHPで排気量の大きいクルマまで搭載できるようになったことを知ったが、今さらである。これに対する研究が熱心に行われなかったのではないか。今でこそ燃費を云々するが、昔はほとんどのユーザーが走りや馬力ばかりを気にし、燃費など無視されたままだった。わたしは上手なクルマの運転とは、安全性を常に確保できること、周り(歩行者や他車)に迷惑をかけない走りができること、そしてもっとも効率的に走らせること、すなわち最高の燃費で走ることの三つだと思っていたし、今もそう考えている。そうした運転の技術を考えると、どうしてもマニュアルでないとこれらは実現できない。購入して3年ぐらい乗ってなじむと燃費計などなくても、今どれぐらいの効率で走っているか、体でわかるようになる。これもマニュアルだからこそだ。ちなみに満タン計測法で、最高がリッター25.5km。最低が9.5kmだった。そしてこの燃費こそがエコロジーに直接関わる問題なのだ。

タグ:AT CVT
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