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部屋干し最後の手 [洗濯]

あと残った手としては、洗濯物の繊維にこだわるしかない。コットンと化学繊維を比べたとき、化学繊維の方が圧倒的に早く乾くのはご承知かと思う。しかし肌着やシーツ等肌に直接あたるもの、あるいは風合いからすべてを化学繊維にしてしまうこともできないというところだろう。そこでダクロンQD(QDはクイックドライの意味)とかクールマックスとかの新素材、機能素材というものがある。これらはポリエステルとかアクリルで織られており、その繊維の一本一本にミクロン単位で溝が掘られている。それは毛細管現象を利用して汗などの水分を繊維自体が吸収するのではなく、外に水蒸気として放出するためだ。だから繊維自体があまり水分を含まず、すぐに乾く性質をもっている。その際に気化熱を奪うので、夏向きのシーツなどの製品も増えてきた。今ではほとんどの分野にこれを応用した製品があると思う。これなら極論すれば強力脱水のあと、そのまま着ることもできる。ただし体温ですっかり乾くまで30分は気持ち悪いだろうが。とにかく部屋干しでもすぐ乾く。
しかしこうした製品は多少値段が高い。肌着でいうとコットンの2~4倍ぐらいの値段になるだろうか。7~8年前からこれらの新素材の大衆化をユニクロが始めて低価格のものをだしたので、早速購入したが、初期の商品はあまり評価できるものではなかった。肌ざわりと速乾性がいまいちだった。しかしその後試していないので、更に改良されているかもしれない。いい物は風合いや肌さわりまでコットンと比べて遜色ない。高価なので、この梅雨時期だけに使うものと考えて試してみたらどうだろうか。


ダクロンの製品特集はこちら

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